25卒新卒入社の河西です!
4月に入社してから3か月間研修に参加しており、同じ新卒メンバーとともにチーム開発に取り組んでいます。今回は、入社前に経験した「内定者インターン」で感じたことや学んだことについてお話しします。
希望制で行われた今回のインターン。幸運なことに受け入れ可能な部署があり、参加することができました!5か月という短い期間ではありましたが、まさに社会人としてのスタート地点とも言える貴重な経験ができました。
「エフアンドエムネットで働くってどんな感じ?」という疑問に少しでもお答えできる内容になればうれしいです!
もくじ
インターン参加の経緯
私は以前からSNSなどで技術について議論を深めるエンジニアの方々を見て、その姿に強い憧れを持っていました。「自分も早くそのようなエンジニアになりたい」という思いから、今回の内定者インターンへの参加を決意しました!
大学では情報系の学部に所属し、「屋内測位」という分野での研究を行う一方、個人的にチャットアプリケーションを開発するなどして技術を磨いていました。しかし、チームでの開発や大規模プロジェクトに取り組む経験はほとんどありませんでした。そのため、今回のインターンへの参加は、私にとって大きな挑戦と成長の機会になりました。
インターンの概要
インターンには、週2・3回、1日8時間フルタイムで参加しました。
業務内容は、個人事業主の確定申告という業務をサポートする会計サービス※の運用・サポート部分に関する新規開発でした。具体的には、バックエンド・フロントエンドに関わり、8つの機能を開発しました。
※エフアンドエム会計サービス「カルク」はこちら:CalQ公式サイト

学んだこと
問題報告は「簡潔かつ論理的に」
業務中の報告・質問において、「どんな作業をしていたのか」「何ができて、何ができないのか」「どのように考え、何を試したか」という流れを意識して、簡潔に伝えることが大事だと学びました。担当していただいたメンターの方も必ずしもすべてを把握しているわけではありません。スムーズな情報共有のために要点をまとめる力が必要です。効率的な報告の流れを意識することで、お互いの負担を減らしつつ業務を進めることができました。
設計への深い理解が効率化へのカギ
インターンを通じて、設計理解の重要性を深く学びました。理解をおろそかにすると、自分の作成した機能が予期せぬ影響を与え、バグが発生することになります。そのため、設計の疑問点を事前に解消することが大事です。メンターの方と綿密な相談を重ねることで、効率的で手戻りのない開発を行うことができました。
客観性を活かして成果に追求
自分の書いたコードや設計が「完璧!」と思っていても、想定外の欠陥や見落としは存在します。他者からのフィードバックを受け入れて、その妥当性を確認しながら実装を進めることで、視野が広がり、より良い成果を生むことができました。
「自分の成果を常に疑い、もう一度深く検討する」姿勢をもつことで、主観では見えなかった問題に気付く能力も身に付きました。
感じたこと
いつでも質問できる安心感
社員間で「Give&Join※」という会社のバリューが浸透しており、全員が「全体の目的のために自分ができることを考える」姿勢を実践していました。日々の業務で「いつでも質問してね!」と積極的に声をかけてくれる環境があり、悩んでいる様子に気付いた先輩方がすぐに積極的に相談に乗ってくださる場面も多くありました。
そのような温かいコミュニケーションがある環境のおかげで、自分1人で抱え込んで詰まることなく、スピード感をもって業務に取り組むことができました。このような互いの関わり合いが、個人とチーム全体の両方の大きな成果につながっているのだと感じました!
※会社の理念はこちら:エフアンドエムネットの理念
メリハリのあるコミュニケーションタイム
インターンに参加する前は「黙々とパソコンに向かいながらひたすら実装を進める」という業務をイメージしていました。しかし実際には、オープンスペースで先輩方をはじめ、役員の方々や社長との雑談など、交流する場がたくさんありました。業務の合間に様々なチームの方々とコミュニケーションをとれる機会が豊富だったのは、とても新鮮な経験でした!
また、オープンスペースと執務スペースが明確に分かれているため、メリハリのある働き方ができることも印象的でした。集中が必要な場面では執務スペースで作業に没頭し、リラックスしながら交流したいときにはオープンスペースを活用するという切り替えが自然に行えました。この働く環境の雰囲気の良さは、当社ならではの魅力的な特徴だと感じました。


大規模システムのコードを扱う難しさ
はじめての大規模なシステムのコードに触れる経験だったため、初めは解読にたいへん苦戦しました。複雑な設計に依存性の多さを痛感したのを覚えていますが、今回の経験を通して、コードを追跡するスピードが格段に向上したと感じています。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
インターンには自分の技術力や実装力の向上を目標として参加しましたが、それだけでなく、エンジニアとして働く際のイメージやチーム開発で重要なことを学ぶことができました!
後日談ですが、私がインターン中に実装した機能が、システムを運用時にボトルネックとなっていた部分の大幅な時間短縮に貢献していると聞きました。自分が作ったものが実際に動き、誰かの役に立っている姿を想像するのはうれしいものですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。この記事を通じて、当社にご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ採用ページをご覧ください。ご応募を心よりお待ちしております!