育児も仕事もチームで乗り越える!男性社員の育休体験談

(※この記事は2026年6月時点の厚生労働省や関連機関の調査結果に基づいて作成しています。)

はじめに

『男性育休は当たり前』の時代へ

最近、男性の育児休業(育休)についての話題を耳にする機会が増えたのではないでしょうか?
厚生労働省の調査によると、2024年度の男性の育休取得率は「40.5%」と過去最高を更新しました。

参考資料:令和6年度育児休業取得率の調査結果(PDF)

さらに2025年4月からは、両親が一緒に14日以上お休みを取ると、給付金が実質「手取り10割相当」になる嬉しい制度もスタート。お金の不安を少なくして、安心して子育てに専念できる環境が国を挙げて整えられています。
とはいえ、日本の男性の家事・育児時間は一日あたり1時間50分強と、世界的に見るとまだまだ少ないのが現状です。

参考ページ:厚生労働省 家事関連時間都道府県ランキング
参考ページ:【男性育休】日本の制度と世界の比較!取得しやすい国ランキング

エフアンドエムネットの男性育休取得率は「75%」

そんな中、エフアンドエムネットの直近の男性育休取得率は「75%」と、全国平均をはるかに上回っています。(※2024年から2026年までに子どもが生まれた男性社員8名のうち、6名が育休を取得。)

本記事では、実際に育休を取得した6名の社員に語ってもらった「育休前の準備」「育休生活について」などの体験談インタビューをご紹介します。

インタビュー参加者の育休取得期間と役職

今回インタビューに参加してくれた男性社員6名の、育休取得期間と役職は以下の通りです。

育休取得期間

育休取得時の役職

育休取得期間は役職に関わらず、各家庭の事情や本人の希望による選択です。全員サブリーダー以上の役職でありながら、2カ月から半年という長期の育休を取得しており、弊社において男性の長期育休が決して特別なことではないことがわかります。

それでは、長期間仕事から離れるにあたり、みなさんはどのように壁を乗り越え、どのような育休生活を送ったのでしょうか。
ここからは、みなさんのインタビュー内容をご紹介します。(※プライバシー保護のため、お名前は仮名・イニシャル表記としています)

男性社員の育休体験談インタビュー

一番の不安「業務の引き継ぎ」、どう乗り切った?

──長期間お休みを取るにあたって、一番不安だったのは「業務の引き継ぎ」だと思いますが、どのように乗り切りましたか?

システムの繁忙期ど真ん中の取得だったのですが、私の頭の中にしかないリーダー業務のノウハウをすべて言語化し、ドキュメントとして残しました。
育休に入る2カ月くらい前から、引き継ぎしてくれるメンバーに伴走して実務を行い、現場が混乱しないようにしました。
Iさん(チームリーダー/2カ月取得)

私の業務は手順書や仕様書が少ない状態だったので、それをイチから作ってメンバーに共有しました。育休に入る1カ月前から徐々に準備を進めていったおかげで、育休中に業務の連絡が来ることはほとんどなく、スムーズに休めましたね。
Kさん(チームリーダー/2カ月取得)

私のポジションはエンジニアと非エンジニアの間の「翻訳」や「タスクの仕分け」でした。そのため、特定の技術がブラックボックス化しないよう、状況や判断基準さえわかれば他の人でも対応できるように情報を整理しました。
その結果、私が休むことで業務がストップしてしまうような属人化は起きていませんでしたね。
Mさん(チームリーダー/3カ月取得)

私の担当していた業務は完了の区切りが明確にあります。それが終われば一つの業務が完了するため、休む時も復帰する時も割とシームレスで、引き継ぎにおける抵抗や不安は少なかったですね。
Yさん(サブリーダー/6カ月分割取得)

家事・育児の分担と、育休中のリアルなルーティン

──育休に向けた準備期間を経て、実際に育休に入ってからの家事・育児の分担や、一日の過ごし方(ルーティン)はどのようにしていましたか?

うちは半年取得したので、子どもの成長フェーズによって一日のスケジュールや分担はだいぶ違いました。新生児の頃は2、3時間おきのミルク対応をしながら、合間に私が料理や掃除などの家事全般をこなす日々でした。夏生まれだったので、最初は予防接種くらいしか外出せず、家の中で奮闘していましたね。徐々に妻も動けるようになって少しずつ家事をし始めたりと、フェーズによってバラバラでした。
Aさん(サブリーダー/6カ月取得)

私は一人暮らしが長かったこともあり家事には慣れていたので、「育休中の料理や家事全般は自分がやる」と決めていました。
夜中の授乳や夜泣き対応も、夫婦で順番に起きてやっていました。朝が弱かったので「夜中に泣いて起きられるか」が心配でしたが、いざやってみると意外とパッと起きてあやすことができたのは自分でも新しい発見でしたね。
Iさん(チームリーダー/2カ月取得)

私は元々家事もワンオペでこなせるレベルだったので、家事全般に加えて日々の離乳食作りも担当していました。
一日中子どもと一緒にいると妻もしんどくなる時があるので、「一日ボーナス券」を作って、計画的にお互い一人になれるリフレッシュ時間を設けていました。
Sさん(サブリーダー/5カ月半取得)

私は洗い物や水回り(お風呂やトイレ)の掃除が好きだったので、そこを主に担当していました。どうやったら効率よく汚れが落ちるか考えるのが好きなんですよね。
また、2人目の育休だったので、朝は上の子を園に送り、家で下の子の面倒を見ながら離乳食を作ります。そうこうしているうちに、あっという間に夕方4時のお迎えの時間になり…と、本当に一日が過ぎるのが早かったですね。
Yさん(サブリーダー/6カ月分割取得)

育休中の印象的なエピソードと、育児の大変さ

──育休中で特に印象に残っているエピソードや、苦労したことはありますか?

最初の3カ月は育児についてわからないことだらけで、不安な気持ちが強かったです。でも、3カ月から半年くらいになると子どもの反応が増えてきて、育児を楽しめるようになってくるんですよね。
最近では、親戚の結婚式で子どもがおもちゃの車に乗ってリングガールを務めまして、その動画を撮ることが楽しかったです。
Aさん(サブリーダー/6カ月取得)

生まれたての赤ちゃんはふにゃふにゃしていて、最初は抱っこするのも少し怖かったですが、意外と大丈夫でした。
夜中の授乳や夜泣き対応も夫婦で順番に起きてやっていましたし、妻としっかり話し合いながら協力して乗り越えられたと思います。
Iさん(チームリーダー/2カ月取得)

一番嬉しかったのは、子どもが笑ってくれるようになったことですね。
一方で、育児は想像の数倍大変で、睡眠がまとまってとれませんでした。夜中のミルクやおむつ替えも夫婦で交代していましたが、どう考えても「間違いなく一人ではこなせない」と実感しましたね。
Kさん(チームリーダー/2カ月取得)

初めは赤ちゃんを抱っこするのも怖かったのですが、成長してリアクションをくれるようになり、「これも0歳児との遊びだな」と変顔をして楽しんでいました。本能の赴くままの行動を観察するのは、本当にいろいろな気づきがあって面白かったです。
一方で、時間をかけて作った離乳食を全然食べてくれず、「こんなに時間かかったのに食べへんのかい!」とツッコミたくなるような苦労もありました(笑)。でも、そうした日々の喜びや大変さを妻と密に共有し、二人三脚で乗り越えられた時間が、一番の収穫だったと感じています。
Sさん(サブリーダー/5カ月半取得)

復職時の不安を打ち消す、チームの温かいサポート

──長期間お休みをした後、職場に復帰する時は不安もありましたか?

少し不安はありましたが、復帰した時に上司や同僚から「Sさんが戻ってきてチームの雰囲気が明るくなった」「待っていました」と温かく迎えられたのは本当に嬉しかったです。
メンバーが子育てのことにも興味を持ってくれて、「育休を取って本当によかった」と改めて思いました。
Sさん(サブリーダー/5カ月半取得)

私は復帰の時、助走期間のようなものを用意していただき、徐々に感覚を取り戻しつつも、早い段階で案件を任せてもらえました。
期待されているのを感じて、とてもやりがいがありましたね。
Yさん(サブリーダー/6カ月分割取得)

復帰時の戸惑いは少なかったです。会社で社内チャットツールを使っているので、業務の履歴を遡って追えたのがすごく大きかったですね。復帰直前に過去のやり取りを読むことで、スムーズに業務に戻れました。
Mさん(チームリーダー/3カ月取得)

育休を経て変わった「働き方」と「価値観」

──育休の経験を通して、ご自身の「仕事観」や「働き方」に変化はありましたか?

ものすごく変わりました。以前の私は圧倒的に仕事優先で、週末は一人で過ごしたり友人と飲み歩いたりしていましたが、今は完全に「家族ファースト」に激変しましたね。万が一の時でも、自分一人で子どもの面倒を見られるという自信がついたのが大きいです。
Iさん(チームリーダー/2カ月取得)

私は、残業や業務の調整について「正直ベースですべて話す」ようになりました。家族を守るためにも、「できることはやるけれど、都合がつかないものはできない」としっかり伝えるようにしています。遠慮して言わないでいるとメンバー間にすれ違いが起きてしまうんですよね。幸い、当社はそういった家庭の事情に寛容な風土なので、一人で抱え込まずに周囲に相談できていて、とても助かっています。
Mさん(チームリーダー/3カ月取得)

私は仕事への向き合い方が変わり、「人に頼る」ことの重要性に気づきました。
これまでは「迷惑をかけるかも」と遠慮しがちでしたが、実は頼られることがすごく嬉しかったりするんですよね。だからこそ、迷惑だと思わずに、チーム全体でお互い支え合い、感謝しながら仕事を進めるように意識が変わりました。
Sさん(サブリーダー/5カ月半取得)

私は、残業をどう減らすかという思考が強くなりました。また、残業を減らすために、どれだけ仕事を他者へ移譲していけるかということも考えるようになりましたね。
今は週一日の出社をベースにして、残りはテレワークにさせてもらっているので、朝の時間に子どもの準備などができてすごく助かっています。
Aさん(サブリーダー/6カ月取得)

エフアンドエムネットの風土と、会社をさらに良くするためのアイデア

──当社の男性育休の風土について、みなさんはどう感じていますか?また、今後会社をさらによくするアイデアがあれば教えてください。

育休を取れる環境があるのは素晴らしいことですが、休むことにはデメリットを感じる人もいますし、それぞれの事情も異なります。ですので、「絶対に育休を取得しないといけない」という強制や同調圧力にならないよう配慮が必要だと考えています。
その点、当社はプレッシャーがなく、本人の選択が尊重されるバランスの取れた良い環境だと思っています。
Yさん(サブリーダー/6カ月分割取得)

私は育休前に、社長から「父親はあなたしかいないんだから、全力で家族を守る行動をしてください」と言っていただき、気持ちが切り替わりました。
当社の風土は「いい意味で遠慮がいらない風土」です。これから育休を取る人にも、遠慮せずにどんどん周囲を頼ってほしいと伝えたいですね。周りも言ってもらった方が絶対に助かりますし、そうやって支え合えるのが当社の大きな魅力だと思います。
Mさん(チームリーダー/3カ月取得)

自分が当事者になるまでは男性育休をあまり意識していなかったので、社内で定期的に「こういう制度・事例があるよ」と周知されると、いざという時に思い出しやすくなるので良いと思います。
こうやって柔軟に働けて、互いにカバーし合える当社の風土は、これから入社を考えている求職者の方にとっても、非常に大きな魅力になると思います!
Kさん(チームリーダー/2カ月取得)

──インタビューに参加してくれたみなさん、貴重なお話をありがとうございました!

おわりに

チームで支え合い、共に成長できる環境を

エフアンドエムネットには制度が存在するだけでなく、それを互いに支え合い、個人の選択を尊重しながら組織を良くしていこうという文化があります。これからも社員一人ひとりのライフステージに寄り添い、全社員が最大限のパフォーマンスを発揮できる環境づくりを推進してまいります。

「ライフステージの変化を大切にしながら働きたい」「互いにカバーし合える温かいチームで成長したい!」と思ってくださった方は、ぜひ弊社の採用ページをご覧ください。私たちと一緒に働きやすい環境で、より良いプロダクトづくりを追求していきましょう!

まずはカジュアルにお話しするところからでも大歓迎です!