AIエージェント、ノーコードなど最新技術を語り合う「Net-Tech LT」

2025年上半期の社内エンジニアによるライトニングトークイベント「Net-Tech LT」が開催されました。今回は2日間にわたり、若手からベテランまで多くのメンバーが登壇し、技術的な挑戦や業務改善の成果を共有しました。
今回はその熱気あふれる発表内容をダイジェストでご紹介します!

Net-Tech LTとは?

「Net-Tech LT」は、エフアンドエムネットのエンジニアたちが、日々の業務で得た知見や、個人的に興味を持って調べた技術、業務効率化の取り組みなどを発表し合う社内イベントです。
技術力の向上はもちろん、部署を超えたコミュニケーションの活性化も目的としており、当日はお菓子や飲み物を片手に、リラックスした雰囲気の中で行われました。

「Net-Tech LT」開始はみんなでかんぱ~い♪

発表内容

今回は全15テーマの発表がありました。生成AIの活用から、インフラ運用、チームビルディング、新人研修アプリのリプレイスまで、非常に多岐にわたる内容となりました。
それぞれの発表を簡単にご紹介します!

1日目

01:何の数字かな?

「251,616」や「65/日」といった謎の数字を提示し、それが「Gitコミット数」であることを解き明かすユニークな発表。コミットの曜日・時間帯やファイル別の集計から、開発チームの稼働状況や労務状況を可視化する試みについて発表がありました。
数字からチームの働き方が見えてくるのが面白いですね!深夜のコミットがないか見守る優しさを感じました。

皆さん真剣なまなざし(◉ω◉`) ジーーーッ

02:スマホアプリの企業内配布

社内限定で使用するiOS/Androidアプリの配布方法について解説。従来の「Apple Developer Enterprise Program」から「Apple Business Manager」への移行や、Androidにおける配布手法の比較など、実務に直結する知見が共有されました。
セキュリティを担保しながらどう手軽に配布するか、比較表でまとめられており勉強になりました。

03:ローカル環境を救いたい(コンテナセキュリティ)

DockerなどのコンテナをRoot権限で動かすことのリスクと、「Rootless」で動かすことの重要性について。悪意あるイメージによるホストの乗っ取りを防ぐためのセキュリティ対策を、マリオのスター状態などのイメージになぞらえて分かりやすく解説してくれました。
「動けばいい」ではなく、見えないリスクに備える姿勢がさすがプロフェッショナルです。

04:猫の手も借りたいのに

繁忙期のアクセス集中に対応するための「EC2 Auto Scaling」導入事例。単にサーバーを増やすだけでなく、OPcache(PHPのコンパイル結果キャッシュ)の最適化を行い、スケールアウト直後のパフォーマンス低下を防ぐ工夫が紹介されました。
「猫の手」ならぬ「サーバーの手」を借りるための緻密な準備に、エンジニアのこだわりを感じました。

05:生成AIを活用して業務をアシスト!講師と受講者がWin-Winになる仕組み作り

サービスの運営業務を効率化するため、社内生成AIツールのマイGPT機能を活用。受講者からの課題提出から講師によるフィードバックまでの複雑な運用の流れを自動化し、講師の負担軽減と受講者へのレスポンス向上を両立させる「Win-Win」な仕組み作りについて解説しました。若手チームが現場の「困りごと」を最新技術で解決していく姿が頼もしいです!

06:GASで実現!「請求書催促メール送信」をワンクリックで自動化する方法

毎月手作業で行っていた請求書催促メール送信業務を、GAS(Google Apps Script)で自動化。送信先の特定からメール作成・送信までをワンクリックで完結させる仕組みを解説してくれました。
地味だけど大変な作業を自動化することで、本来注力すべき業務に時間を使えるようになりますね。

07:英会話アプリを自作しよう!

ChatGPTの「パーソナライズ機能」と「音声機能」を組み合わせ、自分専用の英会話トレーナーを作成する方法を紹介。高価な英会話アプリを使わずとも、アイデア次第でAIが良き練習相手になってくれることを実演してくれました。
技術そのものだけでなく「どう使うか」のアイデア次第で可能性が広がることを教えてくれました。

08:Everything as Codeで描く、次世代の開発戦略(最優秀賞)

AI駆動開発を加速させるため、ソースコードだけでなく設計書やインフラ情報も含めた「すべて」をコード化・管理する構想(Everything as Code)について。AIが文脈を理解しやすい環境を整えることの重要性を熱く語ってくれました。
「人間しか知らないことをなくす」という視点は、これからの開発スタイルのスタンダードになりそうです。

2日目

01:AIエージェントについて開発して考えてみた

自作の図書館蔵書検索アプリをAIエージェント化。「〇〇の本を予約して」と指示するだけで、AIが手順を考えて実行してくれるデモを披露。UI操作から「意図」を伝えるインターフェースへの変化について考察してくれました。
アプリをポチポチ操作する時代から、AIに頼む時代への変化をリアルに感じられました。

02:KPTでチームを本当に改善する

振り返りフレームワーク「KPT(Keep/Problem/Try)」の形骸化を防ぐためのポイントを解説。「事実と推測を分ける」「Tryは具体的な行動に落とし込む」など、チームを実質的に良くするためのノウハウが詰まった解説でした。
「次回もっとうまくやるために何をするか?」という本質を突いた、明日から使える知見でした。

03:新卒用BSSアプリのリプレイス報告

新卒研修で使用する学習アプリ「BSS(Basic Skill Seat)」のリプレイス報告。これは一問一答形式の課題や日報機能などを備えた、新卒エンジニアの成長を支援する社内ツールです。今回はこれをNext.js + Laravel + DDD(ドメイン駆動設計)で刷新し、開発者自身もモダンな技術や設計を学べる環境作りを目指す取り組みが共有されました。自分たちが使うツールを自分たちで作り直し、さらに技術力も高める。理想的なサイクルの取り組みですね。

04:ノーコードツールによるサイト制作の可能性(優秀賞)

ノーコードツール「Studio」を使用し、今回のNet-Tech LTの特設サイト(デモ)を制作。従来なら2週間かかる工程を約2日半で完了させたスピード感と、デザイン・アニメーションの自由度の高さを実証してくれました。
「スピードは正義」という言葉通り、圧倒的な速さで高品質なサイトが作れることに驚きです。

05:GAS・Selenium・生成AIで実現!求人応募者の情報をkintoneへ完全自動登録する方法

求人媒体からの応募通知メールをGASで検知し、Selenium(ブラウザ自動操作)と生成AIを使って応募者情報をkintoneへ自動登録する仕組みを構築。
AIとブラウザ操作の組み合わせで「手作業ゼロ」を目指す執念がすごいです!

06:作業時間90%削減!150時間を15時間にした、AI搭載「課題提出管理ツール」

プログラミングスクールの課題提出フローを改善。GoogleフォームとGAS、生成AIを連携させ、フォルダ作成からスプレッドシートへの記録、AIによるコード添削までを自動化。作業時間を90%削減するという驚異的な成果の発表でした。
150時間の作業が15時間に。浮いた時間でより本質的な教育に注力できる素晴らしい改善です。

07:今日から使えるNotebookLM!

Googleの「NotebookLM」の活用法を紹介。ドキュメントを読み込ませるだけで精度の高いチャットボットが作れる点や、音声解説機能(AI同士の対談)などで学習効率を高める方法をデモを交えて解説してくれました。
資料を渡すだけでAIが解説してくれる未来感!早速使ってみたくなりました。

審査員も真剣(◉ω◉`) ジーーーッ

総括

今回のNet-Tech LTでは、「生成AIの実践的活用」と「業務プロセスの自動化・効率化」が大きなテーマとなっていました。
特に若手チームによる「困りごとワーク」では、社内の具体的な課題を技術の力で鮮やかに解決しており、エンジニアリングが事業貢献に直結している様子が頼もしく感じられました。また、ベテラン勢からは設計思想やセキュリティ、AIの未来予測など、視座の高い発表があり、組織全体の技術レベルの厚みを感じる2日間でした。
今後もエフアンドエムネットでは、新しい技術を積極的に取り入れ、チーム全体で共有し合う文化を大切にしていきます。

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