今回は、「2025/04/10(木)」に開催された社内イベント「Net-Tech LT」についてレポートします!
このイベントは、技術力の向上とチーム全体の学びを促進する目的で企画されたもの。
個々が学んだことを「LT(Lightning Talk)」形式で発表し、仲間と知見を共有する場となりました。
もくじ
なぜ「Net-Tech LT」?
近年、ITの進化はますますスピードを増しています。
新しい技術が次々と生まれる今、エンジニアとして成長し続けるためには、日々の学びが欠かせません。
でも、「知る」だけでは不十分。
実際に手を動かしてみたり、人に伝えてみたりすることで、はじめて知識が“自分のもの”になります。
今回の社内イベント「Net-Tech LT」は、そんな“アウトプットの場”として企画されました。
それぞれが取り組んでいる技術やアイデアをLT(Lightning Talk)形式で発表し合い、互いの学びをつなぐ場となりました。

発表内容
発表されたLTのタイトルは下記の通りです。
- AIプロダクトの開発事例
- Jupyter Notebookで振り返り資料を作る
- OpenTelemetryとGrafanaでいまを測る
- GitHub Copilot Workspaceとは?〜Flutterアプリ開発で試してみた〜
- メールセキュリティについて
- 論文のススメ
- 個人的にキテる言語Rust—なぜ今エンジニアが注目するのか?
- AI駆動開発
- 効果的な目標設定のための自己分析
AIプロダクトの開発事例(優秀賞)
家庭での課題を起点に、「赤ちゃんの寝返り検知AI」を開発。
約1000枚の画像から精度を高める工夫や、影除去AIの実例など、愛情と技術が融合した発表でした。
「家族を守る技術」という優しさが伝わる内容に、会場が和やかな空気に包まれました。

Jupyter Notebookで振り返り資料を作る
大量データの処理に課題がある中、Jupyter Notebookを活用した振り返り資料作成の工夫を紹介。定量的なデータ分析の重要性と今後の可視化技術への期待も語られました。
社員からの声で導入された学習サービス「Udemy」を活かしたナレッジ共有も◎
OpenTelemetryとGrafanaでいまを測る
システムの「可観測性(オブザーバビリティ)」をキーワードに、今どきのシステム監視と初動対応の改善について解説。
“攻めの可視化”でリソース活用の最適化を目指す姿勢に、未来志向を感じました。

GitHub Copilot Workspaceとは?〜Flutterアプリ開発で試してみた〜
すでに導入されているGitHub Copilotに加え、新しい開発支援ツール「Copilot Workspace」にも挑戦。
実体験をベースに、開発ワークフローの可能性を探る実践的な視点が光る内容でした。

メールセキュリティについて
DKIM/SPF、DMARCの現状と課題を解説。DMARC設定の適切な導入がなりすましメールやフィッシング対策につながり、大量メール配信組織の信頼性向上に寄与することを紹介。
メールは日常業務に欠かせないインフラだからこそ、こうした基本の見直しがいかに重要かを改めて実感できる発表でした。
論文のススメ
技術者が論文を読む意義や効率的な探し方、英語論文への対応方法について紹介。
発表者自身の経験を交えながら、論文を読むことで新しい発見が生まれ、可能性が広がることを共有してくれました。
また、新卒とは思えないほど堂々とした発表ぶりが印象的でした。

個人的にキテる言語Rust—なぜ今エンジニアが注目するのか?
安全性と高速性を両立し、多くのエンジニアに支持されるRustの特徴を解説。
大手企業での採用事例や今後のAI分野での応用可能性にも触れ、学習の価値を感じる発表でした。また、Rustに対する発表者の熱い思いが伝わり、会場からの活発な質疑応答が印象的でした。
AI駆動開発(最優秀賞)
AIを活用した高速システム開発の実例を紹介。約99%のコードをAIが生成し、わずか15時間で完成。プロンプトの調整や要件定義の工夫といった実践的なノウハウも具体的に共有されました。
「AIでここまでできるのか」と参加者の驚きと関心を集め、今後の開発スタイルに対するヒントを与えてくれる内容でした。

効果的な目標設定のための自己分析
SMART原則に基づく目標設定の方法や、自己分析の重要性を解説。目標達成に向けた意欲の維持方法についても具体的に解説。
自身の経験を交えながら語られる内容は説得力があり、「目標を立てること」の大切さを改めて考えさせられる発表でした。

新卒メンバーも大活躍!
今回のイベントでは、新卒メンバーも堂々と発表に挑戦してくれました!
アウトプットの場に飛び込む姿勢や、発表の完成度も過去最高レベル。
その中でも、クオリティ・挑戦性の両面で光った発表を「優秀賞」「最優秀賞」として表彰しました!

さいごに
社内にある“ちょっとした挑戦”や“気づき”を、みんなの前でシェアする。
それがきっと、技術の成長やチームの活性化につながると信じています。
これからも、失敗を恐れずに、学びとアウトプットを繰り返していきましょう!
参加者のみなさん、そして読んでくれたあなたも、次回はぜひ一緒にチャレンジを!
エフアンドエムネットでは、勉強好きな方を募集しています。
詳しくは採用ページをご覧ください!