こんにちは。Webエンジニアの淺野です。
皆さんは、人に仕事を依頼したり、指示したりする場面はありますか?
私は、入社して3年目になり、まとめ役として人に仕事を依頼することが増えてきました。
そのようななかで、「もっと円滑にコミュニケーションが取りたいな、、」という機会が増えてきました。
そこで、上司からあるアドバイスをいただき、少しずつチームや仕事上での人間関係が改善していったので、その内容を記事にしてみました。
人をまとめることが初めてで困っている方のヒントになれば幸いです。
1.リーダーの悩み
人をまとめる難しさを痛感していたとき、私に声をかけてくれたのが100人以上のチームを取りまとめている私の上司Mさんでした。
上司「淺野くんどうしたん?元気ないやん!」
淺野「はい、、実は最近リーダーとして責任ある立場を任せてもらえるようにはなったのですが、なかなかうまくチームをまとめることができなくて、、」
上司「なんや、それで悩んでたんか。」
淺野「僕より年上の方もいるので、人をまとめる難しさを感じてるんですよね、、Mさんは困ることってないんですか??」
上司「俺も、困ってたこともあるんやけど、あることを意識し始めてからチームの人間関係がスムーズにいくようになったんや」
淺野「あることって何ですか??」
上司「それはやなぁ、、」
2.人を動かすコミュニケーション法
上司もこれを実践するまでは、なかなか話を受け入れてもらえず、指示を出すことに四苦八苦していたようです。
しかし実践することにより徐々に、
- 期待以上に人が動いてくれる
- 自分に協力的な姿勢で対応してくれる
- 相手とのコミュニケーションがスムーズになる
といった成果が現れるようになったようです。
その方法は、大きく2つあります!!
1つ目は、「相手に感謝を伝えること」
2つ目は、「自分の殻にこもらないこと」
です。
1つ目の「相手に感謝を伝えること」について「何だそんな当たり前のことか、、」と思われた方も多いかもしれませんが、改めて振り返ると、忙しい日々に追われ、なかなか実践できていないこともあるのではないでしょうか。
当たり前のことでもあり、非常に大切で、恐らく感謝を伝えてもらうことを気持ちよく感じる方は多いと思います。実際、私自身も、感謝の言葉を改めて言われると嬉しいですし、「協力して良かった」、「また手伝おうかな」という気持ちになります。
2つ目は「自分の殻にこもらないこと」です。
「殻にこもらないってどういうこと?」と思われる方もいるかと思いますが、要するに「独りよがりにならない」ということです。
「思い通りに動いてくれない」
「なんでこの人はいつもこうなんだ!」
など心のどこかでそういった気持ちがあると、相手にもその不満が伝わり、人間関係においてもギクシャクしがちです。
「自分の方が正しいのに!!」という感情を一旦わきに置き、相手を思いやる姿勢、感謝を伝えることが一番のコミュニケーションになるわけです。
3.どんな風に実践していくのか
たとえば、メンバーに依頼事をした場合、ありがとうの感謝を伝えるのはもちろんですが、伝える際に具体的にどのような部分で助かったのかなども添えて伝えます。
「◯◯さんありがとうございました!◯◯に苦労していたのですごく助かりました!!」
と、ありがとうに理由を付け加えることでより相手に気持ちが伝わりやすくなります。
(さらに私はちょっとしたお菓子とかプレゼントをしたりすることもあります。)
ほかにも、メンバーに依頼をしたとき、メンバーが想定通りに動いてくれるとは限りません。
そういった場合、「なぜ協力してくれないんだ!」と相手を責めるのではなく、「相手は最善を尽くしてくれている」という前提で考えます。
そのうえで、なぜそうしたのかなど理由を確認し、相手の立場に立ちながら自分との認識のギャップを埋めていくことで、理解が深まり、受け入れてもらいやすいコミュニケーションが可能となります。
4.実践してみて
私の場合、チームでの人間関係が構築できていなかったなと改めて痛感しました。ちょっとしたことでも「ありがとう」の感謝を伝えたりと、特に感謝の伝え方を意識してみると相手の反応が変わってくることを実感しました。
特に変わったなと思うことは、
- 協力的な意見を出してもらえるようになった
- 相談からリアクションをもらうまでの時間が早くなった
- 些細な会話で知っていおいた方が良い知識をプラスアルファで教えてもらえるようになった
です。
相手に感謝を伝えるとき、「どうやったら相手が喜んでくれるのか」そんなイメージをして伝えると、より相手にも気持ちが伝わるようになり積極的なコミュニケーションをおこなえることが増えました。
もし、人間関係やチームをまとめるのにお困りの方にとって参考になれば幸いです。
ここまでお読みくださりありがとうございました!